📚 FX入門
こんにちは、みつばちベルです!🐝 スワップポイントとは、通貨ペアの2国間の金利差から毎日生まれる調整額のこと。金利が高い通貨を買って持ち続けると受け取れることが多く、逆向きだと支払う側になります。まずはこの一文だけ覚えて帰ってください。あとは、なぜそうなるのかをゆっくりほどいていきますね。
スワップポイントは、異なる金利を持つ2つの通貨を交換して保有することで発生する、金利差の調整額です。世界の中央銀行は国ごとに違う政策金利を決めていて、その差がFXの世界では日々の「利息のようなもの」として反映されます。高金利の通貨を持つ側は差額を受け取り、低金利の通貨を持つ側は差額を支払う。とてもシンプルな理屈です。
たとえば政策金利が高い国の通貨を買い、金利が低い国の通貨を売るポジションを持つと、その金利差の分がプラスのスワップとして毎営業日ちょっとずつ巣箱に貯まっていくイメージ。逆の向きだと、少しずつ支払う側になります。
スワップ(swap)は英語で「交換」。FXは片方の通貨を売って、もう片方を買う「通貨の交換」なので、その交換に伴う金利の受け渡しがスワップポイントと呼ばれます。株の配当や銀行預金の利息とは別のしくみですが、「持っているだけで日々発生する」という点は少し似ていますね。
スワップの符号(プラスかマイナスか)は、「買った通貨の金利」と「売った通貨の金利」のどちらが高いかで決まります。買った通貨のほうが高金利ならプラス、低金利ならマイナス。だから同じ通貨ペアでも、買いポジションと売りポジションで符号が逆になるのが基本です。
| ポジションの向き | 金利の関係 | スワップ |
|---|---|---|
| 高金利通貨を買う/低金利通貨を売る | 買った側が高い | プラス(受け取り)になりやすい |
| 低金利通貨を買う/高金利通貨を売る | 買った側が低い | マイナス(支払い)になりやすい |
ここで大事な注意点。「買いだから必ずプラス」ではありません。あくまで2通貨の金利差の向きで決まります。金利が逆転すれば符号も入れ替わります。だから「今この通貨ペアの買いはプラスか」を、取引の前にその都度確認するクセをつけましょう。
2国の政策金利が近いと、金利差から生まれるスワップも小さくなります。逆に金利差が大きい通貨ペアは、受け取り・支払いともに金額が大きくなりやすい。金利差が大きいほど「もらえる額」も「払う額」も振れ幅が大きい、と覚えておくと感覚がつかめます。
スワップポイントは、ポジションを翌日に持ち越した(ロールオーバーした)日数に応じて、原則毎営業日付与されます。日中に売買を終えて持ち越さなければ発生しません。つまり「持ち続けるほど日々積み上がる(または引かれる)」しくみです。
多くのFX会社では、土日をまたぐ受け渡しの都合で、週の特定の曜日にスワップが3日分まとめて付与される日があります(水曜日に設定されることが多いです)。何曜日が3倍付与かはFX会社やカレンダーで変わるので、自分の口座のルールを確認しておきましょう。
「持っているだけでコツコツもらえるなら、ずっと持てばいいのでは?」と思うかもしれません。でも、ここに大きな落とし穴があります。スワップで受け取る額より、為替が逆に動いた損失のほうが大きくなることがあるからです。
高金利通貨は値動きが大きいことも多く、コツコツ貯めたスワップが、一度の相場変動で吹き飛んでしまうケースもあります。スワップはあくまで運用の一要素。為替差損のリスクとセットで考えるのが、かしこいミツバチの向き合い方です。
資金管理の考え方は資金管理術の記事でもまとめています。スワップと運用リスクは切り離せない関係なので、両方を知っておくと安心です。
スワップの金額は、多くのFX会社が公式サイトやアプリで毎日公表しています。取引の前に、次のポイントを見ておくと迷いにくくなります。
まずは少額で「スワップが毎日どう反映されるか」を実際に眺めてみると、教科書より早く腹落ちします。口座選びに迷ったら、FX口座の選び方もどうぞ。自分に合った巣箱から、コツコツ始めてみてくださいね。
今日のポイントを、みつばちベルがぎゅっとまとめます。
金利差というと難しそうですが、要は「高い金利の側を持てば少しもらえて、低い側を持てば少し払う」だけ。しくみを知っておくと、なんとなく持ち続けて驚く、ということがなくなります。まずは少額で、日々の変化をのぞいてみましょう。それでは、また次の記事で会いましょう!🐝